【新唐人日本2011年2月3日づけニュース】香港で今、粉ミルク不足が深刻です。毒ミルク事件以降、中国大陸から輸入粉ミルクを買いに来る親が絶えないからです。今年はさらに深刻で、ある議員は、粉ミルク不足の対策を検討すると約束しました。
香港では、輸入粉ミルクが大陸からの中国人の買占めに遭っています。今年、春節を控えさらに深刻になりました。香港人は、自分たちが海外の粉ミルクを買えなくなったと不満を漏らします。
香港民主党の立法議員、李華明氏は、2月1日と2日、消費者委員会の代表と会見後、近年の粉ミルク不足は、毒ミルク事件以降起こった大陸客の買占めのほか、大陸の中国人の香港出産ブームがあると指摘しました。
香港立法会議員 李華明氏:「香港で出産する大陸人の増加で、香港で粉ミルクを買う人が増えました。大陸人の香港粉ミルクへの信頼、これも原因です」
会議には、メーカー3社が出席。そのうち1社は、2週間以内に粉ミルク42万缶を緊急に市場に出すと約束。
このほか、深センに近い香港の地域では、特に粉ミルク不足が深刻です。これを利用して暴利を狙う薬局と密輸客もいます。
新唐人テレビがお伝えしました。
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